レイアウトを自動調整してくれるAnchorプロパティとは

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WindowフォームはWindowサイズをマウスで変更できますが、この時自動でコントロールのサイズを調整してくれるプロパティが Anchorプロパティです。

Anchroプロパティは全てのコントロールに付いているプロパティです。

Anchroを設定することで、そのコントロールの上下左右の端を、現在の場所に吸着(固定)させることが出来ます。

設定方法はプロパティから Anchor をクリックし、Top,Left,Right,Buttomの中から吸着させたい場所に合わせて直接入力するか、Anchorをクリックした時に表示される十字アイコンから吸着させたい場所をクリックします。

では、最初にAnchorプロパティを設定していない状態でWindowフォームのサイズを変更してみましょう。

プレビュー(新しいタブで開く)

コントロールを張り付けた状態だと、Windowサイズを変更してもTextBoxとButtonのサイズは変更されず、無駄に空白部分が広がりました。

Anchroの初期値はTop, Left なので、左端と上端に固定された状態になっています。

右端と下端(Right,Bottom)はどうなっているかというと固定されていないので、TextBoxもButtonもコントロールのサイズは全く変わりません。

では、TexBoxの右端を固定し、Buttonは左端の固定を解除し、右端を固定にしてみましょう。

今度はWindowsフォームのサイズ変更とともに、TextBoxの横幅が広がったり縮んだりするようになりました。

また、ButtonはWindowフォームの右端に追従して移動し、上下のサイズ変更においては面積が大きく引き伸ばされましたね。

この様に適切にAnchorを設定することで、Windowフォームの広がりに合わせてコントロールのサイズが変更され、Windowフォーム上の無駄な空白を無くすことが出来ます。

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